こっちで直レスです。


>>342
> じゃあ予防原則なんて考えなくてもいいじゃない。

そうなんですよね。だから繰り返しになっちゃうけれども、僕とはその辺りが違うんです。ゼゼラさんとも違うと思います。未読なんで断言はできませんけど。

ただ、池田さんは、「生物学者じゃない」といっても、生物学を学んで修めて「知識」は持っていて
その上でそういうことを仰っているので、そこら辺が面白い(というと不謹慎ですけど)です。

池田さんは、ディレッタントなのか、生物学からの思考という大枠をあえてはみ出て、他の学問の輪っかと重なったところに立っているのか。
ただ、「嬉しかったから」っていうとそうかもしれませんけど、前スレさんなんか特にそうですけど、利害関係にない人が、前書きにあるように得することは何もない(というか失うものが大きい)のに、そこまでやってくれるっていうその志の部分はやっぱり尊敬します。バス問題は釣り人として利害関係のある当事者の一人と言ってもいい僕ですが、他の問題について、僕にそこまでやれる心の正しさ、正義感は覚束ないので。それと、前の日記にも書いたように「長いものさし」を当てるとどういうことになるのか、それをやろうとしておられるという気もします。正誤はここでは置いておくとすると。

以前、学者の多く(世界中の)が、地球氷河期論を言っていて、その中で異議を唱えた学者はいたのか……ということがありましたよね。僕なんかは、そういうこともあるんだなあって感じがあって。ただ、今回の場合、339さんの仰る自然科学の手法って言われると確かにまだ語られていないなあっていうのはあります。池田さんの場合は、その前段階のステージで話をされてると思いますけど。

未読の池田さんの本と一緒に、「科学哲学の冒険」

科学哲学の冒険 サイエンスの目的と方法をさぐる (NHKブックス)

科学哲学の冒険 サイエンスの目的と方法をさぐる (NHKブックス)

っていう本も届いたんで、そっちも(僕に読み通せる代物かはわかりませんが)ヒマをみつけて読んでみようと思っています。まったり行こうと。