キャッチ&イートすべきという根拠って?


僕は、同時に、キャッチ&リリースを実践している人々が、「過剰」に傾いた動物愛護精神から、そうしているわけではないことも、経験の中で知るようになりました。

また、これは強調してしすぎることはないと思うので、繰り返し声を大にして言っておくと、釣った魚を食べることに否定的な「リリース」原理主義者にも出会ったことがありません

「釣った魚を食べるなんて野蛮な!」などという人は、どこかの人の想像の世界の中で探すのが一番の近道でしょう。あるいは、数少ない押し付け菜食主義者の人々の中に釣り人を探すか……。

一般論として、キャッチ&イートでなければダメだ、という根拠は果たしてあるのでしょうか?


むしろ、僕は問いたいのです。

素朴な疑問として思うのは、食べるのが成仏だとリリースを否定している人たちの普段の食生活はどうなってるんだろう? ということです。厳格な食に関する規律や節制の中で暮らしているのでしょうか。